2010/12/18

皆既月食

2010年12月21日
丸い月が、突然欠け始め、やがて赤黒く輝く。そして再び月は丸い姿に戻っていく。一夜のうちにこのような変化が見られる、とても不思議な現象が「皆既月食」です。
皆既月食は、地球の影の中に月がすっぽりと入ることで起こる現象です。12月21日には、この皆既月食を日本のほとんどの地域で見ることができます。皆既月食が日本で見られるのは、2007年8月28日以来、およそ3年ぶりのことです。

皆既月食中の月は、一般的に真っ黒にはならず、多くはよく「赤銅色」と表現される赤黒い色で観察されます。しかしこの色は、皆既月食ごとに変化することが知られています。

 なお今回は、月が地平線から昇ってくるときには、すでに月食が始まっています。東日本では、皆既月食となる直前の部分月食中に、また西日本では皆既月食の途中に月の出となります(南西諸島の一部では、皆既月食終了後の部分月食中に月の出)。月食の前半では、地平線に近い低い空に月が見えますので、ご注意ください。

月の出の時刻は各地で異なりますが、月食の各現象は全国同じ時刻に起こります。皆既月食は16時40分に始まり、17時54分に終わります。また月食(部分月食)が終わるのは、19時2分です。

国立天文台より








 

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